GIGABYTE X870E AERO X3D DARK WOOD ATXマザーボード MB7024 vs ASRock B650M Pro X3D Micro-ATXマザーボード MB6751
更新 2026年7月 — 予算に余裕があり、デザイン性や拡張性を重視するならGIGABYTEが最適。コストを抑えたい場合はASRockのほうが価格性能比が優れる。
執筆 Ethan Walsh — Tech Reviewer
公開 2026年7月2日 · 更新 2026年7月2日
予算に余裕があり、デザイン性や拡張性を重視するならGIGABYTEが最適。コストを抑えたい場合はASRockのほうが価格性能比が優れる。
GIGABYTE X870E AERO X3D DARK WOOD ATXマザーボード MB7024 の利点
デザイン
ブラック×木目調の高級感ある外観でインテリア性に優れる
拡張性
PCIe 5.0 x16、x8、x4の3種類のスロットとM.2スロット合計4基搭載
通信
Wi-Fi 7とBluetooth 5.4、有線LAN 5GbE×2を標準搭載
ASRock B650M Pro X3D Micro-ATXマザーボード MB6751 の利点
価格
¥16,141でGIGABYTEの約76%の価格
サイズ
マイクロATX(244×244mm)で小型ケース対応可能
電源設計
8+2+1フェーズでコストパフォーマンスに優れた構成
総合評価
仕様
| Spec | GIGABYTE X870E AERO X3D DARK WOOD ATXマザーボード MB7024 | ASRock B650M Pro X3D Micro-ATXマザーボード MB6751 |
|---|---|---|
| チップセット | X870E | B650 |
| メモリ対応 | DDR5 ×4、最大256GB、XMP/EXPO対応 | DDR5 ×4、最大256GB、XMP/EXPO対応 |
| M.2 スロット | PCIe 5.0 x4 ×2、PCIe 4.0 x4 ×2 | PCIe 5.0 x4 ×1、PCIe 4.0 x4 ×2 |
| USB4 ポート | 40Gbps Type-C ×2 | なし |
| 無線機能 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 | なし |
| フォームファクタ | ATX (305×244mm) | Micro-ATX (244×244mm) |
| VRM設計 | 16+2+2フェーズ | 8+2+1フェーズ |
項目別比較
デザインとフォームファクタの違い
GIGABYTE X870E AERO X3D DARK WOODはブラック基調に木目調パネルを組み合わせた洗練されたデザインで、インテリア性と高級感を兼ね備えている。一方、ASRock B650M Pro X3Dはシンプルな黒色マット仕上げで、汎用的なレイアウトが特徴。フォームファクタでは大きく異なり、前者はATX(305×244mm)であり、後者はマイクロATX(244×244mm)というサイズ差がある。この差はケース選択肢や拡張性に直接影響し、大型ケースでの構築が可能な前者に対し、小型筐体でも対応できる後者が利点となる。
チップセットとプロセッサ対応
両製品ともAMD Ryzen 9000/8000/7000シリーズに対応しており、最新世代のCPUを活かせる。しかし、チップセットの違いが性能の幅に影響する。GIGABYTEは高階層のX870Eを採用し、オーバークロックや複数デバイスの同時利用に最適化されている。一方、ASRockは中堅クラスのB650を搭載しており、基本性能は十分だが、ハイエンド用途向けの拡張性には限界がある。特に、メモリやストレージの帯域制約が顕著に現れる可能性がある。
電源設計と放熱性能
電源設計の面で明確な差が見られる。GIGABYTE X870E AERO X3Dは16+2+2フェーズの高性能デジタル電源を採用し、ハイエンドCPUへの安定供給を実現している。これに対し、ASRock B650M Pro X3Dは8+2+1フェーズのドライバーモジュールを搭載しており、コストパフォーマンス重視の設計である。また、前者は大型VRMヒートシンクとM.2 Thermal Guard Lを装備し、長時間の負荷下でも温度管理が優れている。後者は「M.2ボトムヒートシンク」による冷却を採用しているが、全体的な放熱面での優位性は明らかに前者に傾いている。
ストレージと拡張スロットの充実度
ストレージ構成においても大きな差がある。GIGABYTEはM.2 PCIe5.0 x4を2基、PCIe4.0 x4を2基搭載し、合計4つの高速ストレージスロットを確保している。さらに、最大40GbpsのUSB4 Type-Cポートを2基備えることで、外部接続のスピードも圧倒的に高い。一方、ASRockは1基のPCIe5.0 x4と2基のPCIe4.0 x4 M.2スロットのみで、合計3基。拡張性の面で約25%の差が生じる。また、拡張スロットも、前者が3種類のタイプ(PCIe 5.0 x16、x8、x4)を備えるのに対し、後者は2種類(PCIe 5.0 x16、x4)に限定される。
ネットワークと通信機能
ネットワーク機能の違いは、使用シーンによって重要になる。GIGABYTE X870E AERO X3Dは有線LAN 5GbE×2と、無線LAN Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4を標準搭載しており、最新の高速通信環境を完全にサポートしている。これは、クラウド作業やマルチデバイス連携に最適。一方、ASRock B650M Pro X3Dは有線2.5GbEのみで、無線機能は非対応。価格差の背景にあるのは、この通信機能の欠如であり、特に無線接続を必要とするユーザーにとっては大きなハンディキャップとなる。
価格とコストパフォーマンス
価格差は非常に顕著で、実際の価格差は¥51,334(¥67,475 - ¥16,141)。これは、ASRock B650M Pro X3DがGIGABYTEの約76%の価格で入手可能であることを意味する。さらに、過去90日間の平均価格を見ると、ASRockは¥15,881まで下落しており、より安価な購入タイミングも存在する。一方、GIGABYTEは常に¥67,475で推移しており、価格変動がほとんどない。この差は、予算に厳しいユーザーにとって決定的な要因となり得る。
最終評価:どちらを買うべきか
どちらを買うべきか
予算に余裕があり、デザイン性・拡張性・通信速度を重視するなら、GIGABYTE X870E AERO X3D DARK WOODが圧倒的に適している。高価な分、未来志向の構成を実現でき、ハイエンドゲーミングやクリエイティブワークにも耐えうる。一方、コストを抑えたい、または小型ケースで構築したいユーザーには、ASRock B650M Pro X3Dが理想的。価格は約76%安く、基本性能は十分に満たしており、ベストセラー順位16位(GIGABYTE)と38位(ASRock)からも、実用性の信頼性が証明されている。最終的には、用途と予算のバランス次第で選択すべきだ。
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